以前AUTOMATIC1111版Stable Diffusion web UI導入の投稿をしたが、その後グラボの交換(GTX 1660Ti+RTX A2000→RTX 4060Ti)を行いVRAMが増えたためXL使えるようになったのでは?? って感じで今回導入してみる
導入するまではXL版のアプリがあるのかと思ってたけど今までのアプリのcheckpoint(モデル)をXL版にするだけ、みたいな感じだった
なお、単語が長いため以降は
Stable Diffusion → SD
AUTOMATIC1111版 → A1111版
と略す
SDのインストール
今まで使っていたA1111版 SDをそのまま使えるらしいからインストールは過去の記事を参考に
(A1111版 SDのバージョンが v1.5.0以降からXL対応)
SDXLを使うためのモデルの準備
Baseモデル、Refinerモデル、VAEの3個を、それぞれのサイト(Hugging Face)からダウンロードする
Baseモデル
→ “sd_xl_base_1.0.safetensors”をダウンロード
Refinerモデル
→ “sd_xl_refiner_1.0.safetensors”をダウンロード
VAE
→ “sdxl_vae.safetensors”をダウンロード
ダウンロード後、BaseモデルとRefinerモデルをSDの置いてあるフォルダの”models\Stable-diffusion” に入れる
VAEは”models\VAE” に入れる
(つまり普段のmodel・VAEを入れるとこと同じ)
SDの設定
あとは今までのモデル切り替えと同様、ダウンロードしたBaseモデル・VAEをセットする
Refinerモデルについては、下の画像のように「Refiner」の欄からBaseモデルと同様に選択する
VAEの欄が表示されていない場合は「設定(Settings)」→「ユーザーインターフェース(User Interfase)」を開き、「クイック設定(Quicksettings list)」に”sd_vae”を追加してUIの更新を行うとcheckpointの横にVAEの欄が表示される
あとは今まで通り画像を出力するとXLが反映された画像が出力できるようになる
まとめ
- SDXLは単にXLのモデルを使用するだけで通常のSDとなんにも変わらない
- SDXLでできた機能”Refiner”でディティールが上がる!! けど現状あんまり活用されてないみたい?
- 今までのSDとSDXLでVAEやLoRAが互換無いらしく新しく用意しなくてはいけない
- LoRAの作成でXLに対応させるため解像度の項目を1024*1024にした結果LoRAができるまで1日かかった